こんぺいとうってまるで人生みたい。

こんぺいとうって、人生だったり、心みたいだなって、高校時代に思ったんです。
キラキラ宝石みたいで、それぞれ個性があって、傷つきやすくて、甘い。
簡単に砕け散るし、たまに苦い。

主役にもなれるし、脇役にもなれる。

色の組み合わせで引き立つ事もあれば、その逆もある。

それに、一度口に含むと形がなくなっても味の余韻が広がりますよね。
一度人に関わると、どんな関わり方であれ少しは記憶に残ると思うんです。
そりゃ、年月が経てば記憶は色褪せてしまいますが、そこにあった事実は残るのかなと、思うんです。

どんな人だったかは忘れたも、こんな事があったなとか。
記憶が忘れても身体は覚えてるとか。

もちろん、希望もあります。

でも少なくとも、最低1人はいると思うんです。

先にしろ、後にしろ、あなたを、忘れない人。